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うさぎ の血統書
血統書について
血統書はうさぎの家系図のようなものです。
内容は繁殖者、またはラビトリーの情報。本兎の誕生日。3世代までの両親(本兎を含め
ると4世代)と、全てのうさぎのカラー、体重、イヤーナンバー等がかかれています。


記載内容について

・Ear No.(イヤーナンバー)は、1文字以上30文字未満(英字、英数字の合計数)
 で決めるきまりになっています。ショーではイヤーナンバーを見て個体識別をおこ
 ないます。そのため、ショーに参加する場合には血統書にかかれたイヤーナンバー
 を左耳に必ず入れる必要があります。(ショーは人間のミスコンのように美しさを
 競うものではなくARBA=AMERICAN RABBIT BREEDERS ASSOCIATIONの決め
 スタンダードにいかに近いかが重要視されます。たとえるなら設計図にいかに近い
 たうさぎをつくるかということになります。したがって各クラスごとによく似たう
 さぎがたくさん参加することになり、個体の識別が難しくなるのでイヤーナンバー
 が必要となります)

・Breed(兎種)はARBAが公認されたうさぎの品種です。各品種には決められた基準
 があり、そのことをスタンダードと呼びます。
 現在、ARBAに公認された(2006-2010 STANDARD OF PERFECTION)うさぎの
 品種は46種類あります。

・SEX(性別)はBACKがおとこの子、DOEがおんなの子です。

・Color(毛色)は、スタンダードで決められた基準です。

・Registration(レジストレーション)は、ARBAの登録士によって認定されたうさ
 ぎの登録番号です。実際に登録する条件は、オーナーがARBAの会員であること、
 生後6ヶ月以上のうさぎで、左耳にイヤーナンバーが刺青されていること、
 スタンダードの条件を満たしていること、3世代まで載っている血統書があること
 です。この条件を満たしたうえで、登録士がうさぎを実際に見て登録可能であると
 判断されたうさぎだけが登録されます。
 登録が完了すると右耳に"R"の文字を刺青され、Regナンバーを血統書に記載する
 ことができます。

 ※Ashiya月兎の発行する血統書のRegistrationは、Ashiya月兎独自の管理No.になっています。
  正式なARBA(AMERICAN RABBIT BREEDE ASSOCIATION)によるRegistrationはお客様
  自身で登録して頂く必要があります。

・Wt.(ウエイト)は、ARBAによって、各品種に決められた基準があります。
 ネザーランドドワーフでは、
 Senior(シニア、生後6ヶ月以上)で2.5pounds(約1130g)以下、
 理想は2pounds(約900g)。
 Junior(ジュニア、生後6ヶ月未満)で2pounds(約900g)以下、
 最低体重1pounds以上(約450g)です。
 ホーランドロップでは、
 Senior(シニア、生後6ヶ月以上)で4pounds(約1800g)以下。
 Junior(ジュニア、生後6ヶ月未満)で、最低体重2pounds(約900g)以上です。

・Legsはショーで1位になった回数で、参加者が3名以上、参加うさぎが5羽以上で
 競われたクラスで取得したものに限られます。例えば、参加うさぎが5羽いても、
 参加者が1人の場合は、1位をとってもLegsは取得できません。
 Legを3回取得すると、G.C.(グランド・チャンピオン)の資格がもらえ、G.C.に
 登録が可能になります。


賞歴について

賞歴が無いうさぎがショーに参加しなかったことにはなりません。参加してもそのと
きは賞がもらえなかったということもあります。
また、賞歴が無いうさぎはよくないということでもありません。いくら賞歴があって
も、人になれなかったり、凶暴や臆病なうさぎは人と暮らすのには向いていません。
また、賞歴のあるうさぎばかりを集めても、子供達が賞を取れるとはかぎりません。
賞歴とは、そのうさぎがARBAの決めたスタンダードに近いという意味でしかありませ
ん。いくら血統書にグランド・チャンピオンと書かれていたとしても、それがあなた
にあった本当にいいうさぎかどうかはわからないのです。
実際に自分の目でうさぎを見て、触ってあなたがえらんだ子が本当にあなたにあった
うさぎなのです。

血統書の信頼性について

血統書の信頼性は「書いた人」の信頼性です。 血統書の内容や生体に関してARBAは
保証していません。
そのため信用の置けるブリーダーやお店をえらぶことが重要です。
ARBA様式の血統書とは、ARBAにうさぎの登録をしようとした時に、必要になる情報
を書きやすい様式にさだめたものです。
ちなみに、ラビットショーでは血統書は必要ありません。血統書が必要となるのは、
繁殖するときに血統を見るときです。
ショーはスタンダードにいかに近いかを審査するものなので、ショーで認められれば祖先が解らなくても純血種と交配してスタンダードを目指していくことにより、血統書を書くことができ、登録も可能になります。

※Ashiya月兎の血統書はARBA様式の血統書になります。

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